2008年度のオフロードパーク黒井沢の安全祈願に行ってきました。
去年は、
6月にヘリコブター墜落事故で、1人死亡
11月には、セスナ墜落事故で、2人死亡
と2件の大きな事故がありました。
今年も多くの人に、安全に利用していただく為に、恵那山の守り神の恵那神社へお客さんと一緒に行きました。
この恵那神社とは、
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中津川市の恵那神社には、次のような伝説が伝わっています。
それは、神代のころ、伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)の大神から生まれた天照大神(アマテラスオオミカミ)の胞衣(エナ、へその緒)を洗い清めてこの地に納めたというものです。そのエナが山名の語源ですが、恵那山という山名になったのは、江戸時代中期以降であるともいいます。へその緒を切ったとされる鎌は、恵那神社の社宝となっています。山上には、伊邪那岐、伊邪那美の2神を祭った奥宮本社と、それを守る6つの社があります。その6つの社は、一言主大神(ヒトコトヌシオオカミ)、木花咲開姫大神(コノハナサクヤヒメオオカミ)、速玉男命(ハヤタマオノミコト)、天照大神・豊受姫大神(アマテラスオオミカミ・トヨウケヒメオオカミ)、天目一箇命(アメノマヒトツノミコト)、猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)です。山頂付近のヒノキは、伊勢神宮の社材として21年ごとに奉納されていたこともありました。
恵那山にも神仏習合の歴史がありました。恵那山の開山は、奈良時代の役行者(エンノギョウジャ)といわれます。戦前までは恵那講の信仰登山の山でした。山上の7社は恵那権現ともいわれ、恵那山の別名は権現山ともいいます。権現とは、仏教でいう仏・菩薩の仮の姿のことですが、中世以降、神が仏・菩薩の権化と解釈されるようになりました。
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恵那神社の場所は、中津川ICより363号に入り原商店より左折し、 ウェストン公園を過ぎて左折、集落を過ぎるとすぐ駐車場が現れます。
ウェストン公園よりおよそ2〜3分です。
神社に入り垂れ下がった締縄が有り、くぐる様に進んでいくと巨大夫婦杉が私達を迎えてくれます。
天然記念物に指定されているこの杉を眺めていると冒頭で引用した遥かなる昔の伝説に思いをはせ歴史を感じル事が出来ます。
30年近く黒井沢で遊んでいた私は、今までの無事とこれからの安全を報告しまた祈願しました。
皆さんも黒井沢へ遊びに来た際には、ぜひ一度寄ってみてはどうですか?
派手ではない田舎の神社ならではの良さが感じられます。
今年から毎年、黒井沢安全祈願にお参りすることを心に決めて本日は帰りました。
帰りに恵那神社の隣には林道があり、前山までつながっていると前に聞いたことがあったので少し進んで見ましたが、工事車両専用になっていて、進入できず残念ですがあきらめて帰りました。