あぁ なるほどな さすがだな
そうか そこまで考えて作ってたのか
大工さんだった爺さんがよく言っていた
大事なのは何年かたってからだよ
見せ掛けじゃなくて
使い込んで そこで初めてユーザーが気付く
誰でも作れるんならなら俺じゃなくたっていいだろ
いつかそれに気付いたユーザーは
こういってくれる
あなたに頼んでよかった
それが一番じゃない
昔はみんな顔をみて 話を聞いて
一品 一品 その人のために
自分にあったものだから 大事にしたし
長く使えた。
季節ごとに変っていく
流行のファッションを追いかけるように
いつも新しいことが
本当にあなたらしいことなのかな
ふと通りかかった田舎の町が
妙に落ち着いてしまうのは
実はあなたはもう
気が付いているのかもしれないね