KRFのドラマ

先日のKRF(黒井沢ロックフェスティバル)では、僕は2セクのセクションリーダーをしていたため、他のセクションは見る事ができなかったのだけど、実は2セクではドラマが有ったのでした!

コースを設定する際にパイロンの位置決めを行うのですが、TJ4サービスの高嶋社長と共に「難しそうに見えてラインがわかったら簡単で、見た目に激しい?」ようなと考えて置いた位置を、最初に走ったT&Tチームは抜け穴を見抜いていた!
実は、僕らはノーマークだったラインを通られてしまったと言う訳だ!
全ての車がそのラインを狙い出し、次第に速く抜けられるようになって来た。
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このまま、真っ直ぐのラインですね。
しかし、僕らはそこを右に直角に曲がるラインを行って欲しかった訳でした。
 
そこで、ホールショットからは70アクスルを入れたジムニーとおなじみの双子兄弟のジムニー、そしていつもはスポッターをしているけど今回は入れ替わりで、ドライバーとスポッターが逆になったYJ、うちからは大工さんが駆るあのYJ、そしてTJ4サービスからシェイクダウンのTJがアタックしてくれた!
なぜドラマか?ここをアタックする事で勝負は捨てて「魅せる」事になるのです、時間もかかるしパイロンの位置も厳しくなるからです。
結果は見事に魅せてくれました、タイヤのほとんどをいい位置までかけても横に押し出されるという、普段ではありえない状況でラングラーはすべて滑落!従ってみんなパイロンを飛ばしてしまい3輪通過に!この時点でここのセクションでのトップはありえない事に。
トレッドの幅が狭いジムニーは、頑張って絶対に滑落しない所までリヤタイヤをもって行き何とかクリア!
しかし、当然ながら時間がかかるのでトップは取れない状況に。
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こんな場面はWEBや誌面、リザルトなどではわからない事で、現場に居なければわからない、でもそんな事を伝えてみたいと思い書いてみたけど、よく考えたら写真も貰いものしかないのでうまく伝わらないなあ。
次回は、みなさん現場で感じてみてください。