壊れない ホイールスペーサー 大量入荷!

 

欠品していましたホイールスペーサーが大量に入荷して来ました!

ホイールスペーサー

材料の加減でロット生産しているので、なぜか一度にまとめて入荷して来た(本当は別々納品だったのに)!

ホイールスペーサーを使用していて、過去にホイールを飛ばしたりスペーサーが割れていたりと危険な思いをした人も大勢いると思いますが、当社のホイールスペーサーは過去に一枚も壊れた事がありません。

ホイールスペーサー2

このホイールスペーサー

もともと今から18年程前に、ランクル80が15インチホイールから16インチホイールに代わった時に、どうしても履きたいホイールがあったのですが15インチ設定しかなくて、このホイールを取り付ける為にワンオフで作ったのがきっかけでしたが、無理やり感があるので自分だけで終わらせるつもりだったのですが、お客さんも見れば同じ仕様の車も作りたいので要望があったのですが、十分にテストをして耐久性等を確かめてからでないと怖いので僕の性格的にも無理だったのでしばらく製品化を見送っていました。

そうこうしているうちに「真似」をして作る業者が出てきて、真似が真似を呼び今ではどこの何の製品が良いのかも分からない位にあちこちから販売されています!

しかし、販売するには重要な部分だけに危険が伴うので、儲けようなんてもともと思っていない性格ですから安全の確信が見えるまでは販売を控えていました。

その間に、80のローダウンに10J-15 オフセット-68 に 305/50R15 を履いて、エンジンは当時では最高出力と思われる実測の296PS トルク68kg の出力の車で、街乗りから高速はもちろん、サーキットまで走ってテストし、またハイリフトでは44インチにアルコア14J-15 オフセット-98.5 を履いた車両でもテストしてから壊れない確信を得てから販売するようになった次第です。

なぜ壊れないか?

トヨタ車専用とシボレー6lug専用しかラインナップにない事からでもわかるように、ハブセントリックで製作しているんです!ハブセントリック 要するにセンターのハブの径とホイールスペーサーの内径を同じにしているので、荷重がハブボルトに集中する事なくハブ自体に荷重がかかるようになります!また、ハブにガッチリとはまるので「芯振れ」する事もなくホイールバランスが狂う事もありません!

ホイールはテーパーナットで締め込んでいるから芯が出るんじゃないの?って思いますが、実は僕もそう思っていたのですが、実際は1ミリ位は平気でずれるらしくて乗用車のホイールではパブセンリングを売っているほどです!これが汎用のスペーサーを使う事でずれる箇所が二か所出来るんです!(ホイールメーカー談)

はい、これがスペーサーを入れたらハンドルを振るようになったという症状の原因ですね!この振動が次にはナットの緩む原因になり、緩む事でホイールとスペーサーと動き始めてやがて破損するんですね!

もう一つは、素材をスチールで作っていると言う事!

もともと車重のある四駆の足回りに、アルミを使っている部分など皆無に等しいと思うのですが、その車重を支えている箇所にアルミ素材からボルトを立てていて大丈夫?

って考えてもわかるように、いくらジュラルミンと言えどアルミなのでね・・・

ばね下荷重が重くなる事は承知ですが、あえてスチールを使う事を選択し材質も硬さを追求しないでSS400を使用しています、ボルトはSCM435を使っているのでボルトの硬さは規格いっぱいです。ボルトも硬くスペーサー本体も硬くすると細い方が壊れるのでボルトの破断に繋がるため、あえて本体の材質を少し柔らかくすることでボルトの破損を防いでいます。

現在のラインナップは、トヨタ車の106mm径のハブ用と1992~シボレー6lug 139.7 14mmボルト用で、各30mmと50mmがありますが、ラングラー、チェロキーの5lug 114.3の要望があるので製作する予定です!

スペーサーに不安を抱えている方、これなら安心ですよ!

壊れてタイヤを飛ばしたら洒落になりませんからね。