ATメンテナンス

 ATのトラブルの原因の大半がATFによるものだと言う!
と言っても、ATF自体の問題でなくて(その場合もある)、「管理と熱」なのです。
管理は言うまでもなく、定期交換と適正なオイルの使用、問題はもう一つの熱なのですが四駆の場合は使用状況の差から「AT TEMP」の警告灯が付く車も多いです!
例えばランクルを例に取れば、警告灯が付く温度が150℃になっている!150℃って・・・エンジンオイルならとっくに終わってる・・・ATFがいくら熱に強く作ってあるとは言え、もし警告灯がついてしまったらそのオイルを使用するのはどうかと思う、一度温度を上げてしまったオイルは劣化しているので早めに交換するのが良いでしょう。
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これはGMのミッションなのですが、アメ車の場合は以外にオイルの量が少なくビックリすることが多いのですが、オイルの量が少なければ温度も上がりやすいので劣化も早い!
この車両も交換してから30000km程度との事でしたが真っ黒に・・・ アメ車の場合はフィルターとパッキンがセットで交換パーツとして出ているので一緒に交換します。
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国産の場合はフィルターと言うよりストレーナなんだけど、一緒に交換するといいですね。

先程のように、ATのトラブルは温度上昇によるATFの油膜切れから起こるトラブルが多いので、理想としては大きなATクーラーでガンガン冷やして対策するのと、安いオイルでなくて温度に耐えられるだけのグレードは欲しいですね。
ラングラーなどはATパンも出ているので容量アップも効果ありますよ!