昨日、東京で株式会社アライズさんの「最後の晩餐」が行われるとのお誘いを受けて東京に行ってきました!
アライズと言えば、「ジオランダー」ブランドで有名なヨコハマタイヤの子会社なのですが、昨日で幕を閉じることになりました。
ここ最近の不況以前に、ディーゼル規制のあおりを受けて四駆のブームも去り、低迷している最中に「イベントにはジオランダー」として、各イベントにスポンサーとして貢献して、僕らの四駆の世界もアライズさん無しでは「この業界は終わっていたかも」と思えるほどの協力をして頂きました。
また、タイヤに関しても僕らの要望を取り入れてくれ、特殊なサイズをラインナップにしてくれたりした事も、他のタイヤメーカーにはありえない動きを実現してくれたのもアライズさんのお陰と思います、一般の方にわかりやすく言えば、今ではすっかりメジャーな315/75R16と言うサイズも当時の国内メーカーは285/75R16サイズ止まりの中、一部の熱い要望で作ってくれたり、もっとわがまま言って、何本売れるかわからない同サイズのスタッドレスタイヤも作ってくれたりしています、その他にも他メーカーに無いサイズバリエーションも四駆プロショップの要望を聞いてのものと聞いています。
一般的にタイヤメーカーにサイズの要望を入れても、「何本売れますか?」と返って来るだけで、僕ら量販店でないお店にそんな返答をされても数本単位しか無理であるのは当然で、要するに門前払いである。
しかし、アライズさんは違った! メーカーと僕らの橋渡しをしてくれたのですね!感謝感謝!
そんな事や四駆に対する熱意の違いが現れ、国内の他メーカーが数年前から四駆タイヤの開発も改良も見捨てたのに、ヨコハマさんは新作や新サイズの投入や改良を加えて、この小さな業界の火が消えないように協力していただいたと思っています。
また、僕個人的にもBajaへのサポートや各種イベント等にと、大変に色々とお世話になった事に感謝しております。
今回のこの「最後の晩餐」はトライアングルやJXCD等を運営されているオフィスミッションさんと4x4マガジン社さんとが音頭を取られたようですが、北は北海道から南は九州まで大勢の方が駆けつけて盛大に執り行われ、本当にお世話になった方々が、感謝の気持ちとして集まったわけです。
ここまでの話だと、ジオランダーが終わってしまうのかと思うので続きを言うと、新しく「株式会社ヨコハマタイヤジャパン」として本日より稼働するらしいです。
僕らにとって、ジオランダーは欠かせない存在になり、その性能の良さは輸入タイヤには無いものがありますから、それを実感している人も多いはずです。
今度の「ヨコハマタイヤジャパン」もきっと僕らの要望に答えてくれると思いますから、みんなで応援しましょう。